今日は「立春」。
二十四節気の最初の節、旧暦ではここから新しい一年が始まります。
陽の光は少しずつ明るくなり、夕暮れ時がゆったりと長くなっていく頃。
立春は、一年の中でも冬から春へと移り変わる大きな節目。

 

 

どの季節にも心躍る、大好きな時季がありますが、立春のこの時季も大好きな季節。
まだまだ寒さ厳しい中、春をふと感じられる瞬間・・・。
小鳥のさえずり、暖かな陽射し。
空を見上げれば、裸木に膨らみはじめた小さな蕾や新芽。
冬の間に蓄えた力が、少しずつうごめく感じ。

寒い冬には、花も葉も全て落とし、その間、土の中で、しっかりと根っこをどんどん伸ばす。
冬の寒さで耐えることで、さらに強い幹が育ち、春が来た時にさらに成長する。
だから、強さというものは、そういう辛い時期があるからこそ、育つもの。

 

葉が青々として、花が咲いている時が一番ステキ!
「綺麗〜!」とか、「素晴らしい〜!」と人は、皆、そう思うかもしれないけど。
(私も、その季節は大好き!)
それは、結果だけのことで、大切なのは、花が咲くまでの過程。
葉を落とした木々も、落ち葉もどの姿も美しいと思えること。

 

それは私たち人間も同じ。
人の幸せにある、人の目には見えない、努力を知ることや、がんばりを想像すること。
結果や見た目だけ、それだけしか見えない薄っぺらい人にはなりたくないなぁ・・・。
と常々思います。

 

 

あとしばらくすれば、春爛漫。
世界は、春色一色に包まれます。
ゆったりと流れに身を任せ、春に思いを巡らせる。
そんな贅沢な時間を過ごせていけたらと思います。

 

「立春の日」、ゆっくりと景色を眺めて、春の気配を探してみるのもいいですね。

 

 

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