先日のブーケコースのレッスンで、生徒さまが制作されたのは、アーティフィシャルフラワーで束ねる「リゾートブーケ」
リゾートの開放感や南国の雰囲気を感じられるように、存在感のあるお花とグリーンをたっぷり使って仕上げていきました。
モンステラなどの大きなグリーンを合わせることで、一般的なブーケとはまた違った、伸びやかで華やかな印象に。
色鮮やかなお花とグリーンが重なり、まるでリゾートの風をそのまま束ねたようなブーケになりました。

華やかなブーケだからこそ、実は難しい

一見すると、華やかで自由に束ねているように見えるリゾートブーケ。
でも実は、存在感のあるお花をたくさん使うからこそ、バランスを取るのがとても難しいブーケなんです。

大きなお花が多いと、それぞれが主役になってしまいます。

そこで大切になるのが、

・どのお花を主役にするのか
・色をどこに配置するのか
・お花とグリーンをどう組み合わせるのか
・高さや向きをどう変えるのか
・全体に動きが出るようにするにはどうするのか

ということ。

同じ花材を使っても、配置が少し変わるだけでブーケの印象は大きく変わります。
レッスンでは、私が実際に束ねながらデモンストレーションを行い、お花やグリーンの選び方、組み合わせ方、束ね方、そしてお花を美しく見せるポイントをひとつひとつお伝えしました。

 

 

「もう一度やってみます」が上達につながる

今回、生徒さまは最初から思い通りに束ねられたわけではありません。
何度も束ね直しながら、

「ここをもう少し変えてみよう」

「こっちのお花を動かしてみよう」

と、自分で考えながら調整していきました。
その姿がとても素敵だったんです。

お花は、ほんの少し位置を変えるだけでも表情が変わります。
高さを変えてみる。
色の位置を変えてみる。
グリーンを少し動かしてみる。
そして、少し離れて全体を見てみる。

そうやって何度も手を動かしているうちに、「こうするとバランスが良くなる」という感覚が少しずつ身についていきます。

だから私は、
納得いくまで何度もやってみること。
それも、上達するための大切なレッスンのひとつだと思っています。

身につけた技術は、未来の仕事にもつながる

ブーケコースで学ぶことは、ただひとつの作品を完成させるためだけではありません。
さまざまな花材を組み合わせる力。
色をまとめる力。
高低差や奥行きをつくる力。
お花の表情を見ながら、美しく見せる力。
そして、花材が変わっても応用できる「束ねる技術」。

こうした経験を積み重ねていくことで、少しずつ自分の中にブーケづくりの引き出しが増えていきます。

例えば、リゾートウェディング。
海や南国の植物、開放的なロケーションに似合うウェディングブーケには、一般的なウェディングブーケとはまた違ったデザインや花材の組み合わせが求められます。

今回のようなリゾートブーケを束ねる技術を身につけておくことは、将来ウェディングブーケを制作したり、リゾートウェディングに関わるお仕事をしたりするときにも、自分のデザインの幅を広げることにつながっていきます。

「お花が好き」から始まって、
「ブーケをつくれるようになった」

そして、

「この技術を仕事にも活かしてみたい」

そんなふうに、学びが次の可能性につながっていったら素敵ですよね。

難しいからこそ、できたときが嬉しい

今回の生徒さまも、何度も束ね直して、最後にはとても素敵なリゾートブーケに仕上がりました。
最初は難しく感じたことも、何度も手を動かしていくうちに、少しずつ形になっていく。

そして最後に、

「素敵!」

と思える瞬間がやってくる。

その喜びは、最初から簡単にできたときとは、きっと少し違うものだと思います^^

お花のレッスンでは、完成した作品だけではなく、そこにたどり着くまでの時間も大切にしています。
迷って、試して、束ね直して。
時には「難しいなぁ」と思いながら、それでももう一度やってみる。
その繰り返しが、技術になり、自信になり、いつか自分の力になっていくから。

お花を楽しむことから始まって、
自分の感性を育て、
技術を身につけ、
そして、その先に新しい仕事や可能性が広がっていく。

そんな学びの時間を、これからも一緒につくっていけたら嬉しいです。

「好き」を「できる」に。
「できる」を「仕事」に。

お花を学ぶ時間が、そんな未来につながる一歩になりますように。

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